宇宙の本質と占星術の役割
個人の輪と宇宙の輪
宇宙や生命など、知覚できる世界に存在するもの全ては、自らの内側に輪を備えています。
そして、二つの輪の中心にいるのです。
一つは大いなる宇宙の輪、もう一つはそれぞれが持つ個人の輪です。
二つの輪は中心を共有しており、絶えず響き合っています。
占星術の根拠の一つといわれている「照応(コレスポンデンス)の法則」はそれをうまく言葉に表しています。
上なるもののごとく、下なるものはあり
内なるもののごとく、外なるものはあり
宇宙のごとく、魂はあり
このように目に見える世界は、私達一人一人の魂の現れであり、宇宙のごとく魂はあるのです。
個人の輪は、生まれた瞬間の星の配置のエネルギーを刻印しており、時が経つにつれて、宇宙の輪と近づいたり、離れたりを繰り返します。
実は、私達の日常で調和的で好ましい時期などや不調和で険悪な時期などには、この2つの輪の位置関係が大きく影響していたりします。
占星術は、星のエネルギーを読み解くためのツールであり、太古の時代から受け継がれる叡智でもあるのです。
星のエネルギーと創造の力
星のエネルギーは、動物や植物といった生きとし生けるもの全てに影響しています。
人は星のエネルギーを創造の力に変容させることができます。
創造の力を生み出すには、星のエネルギーを認識して、自分を知ることが必要です。
そして、意識的に自分の行動、思考、感情を制御することで星のエネルギーを創造の力に変容させることができます。
自己認識の度合いに応じて、星のエネルギーに翻弄されるか、意識的に変容を起こせるかが決まります。
真の自己認識が創造の力を育む
創造の力が育ってくると、真の自己認識が起きます。
肉体は魂を宿す器と呼ばれていますが、真の自己認識とは、魂が肉体という器に入っていることを理解し、産まれた時に授かった星のエネルギー全てを創造の力に変えて生きることです。
創造の力が発揮されると、3次元世界の基準である「時間」と「空間」から解放されて、身体と思考と感情が整った状態で生きることに繋がります。
占星術の役割
私の占星術は、創造の力を育むためのものです。
人の持つ内なる可能性を意志の力で引き出し、育むサポートを行います。
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